三輪田米山は松山出身の書家です。1821年2月12日に生誕してから200年を迎えたのを機に、県美術館をはじめ様々な所で記念事業が開催されたので、名前を耳にした人も多いのではないでしょうか。
米山は神職のかたわら、書を書き、歌を詠み、そしてお酒を愛した人でした。特に酔余の書は高い評判を呼んでいたようです。 二万、三万ともいわれる多くの作品を残しています。
当地区、吉藤の三島神社にも縁があり、注連石、入口の常夜灯に米山の書が残っています。
注連石 「上世神皇道」(右)「萬機先神事」(左)
常夜燈の台座部分に書かれた「当邨中」
三島神社を訪れた時には、見てみてください
情報提供 能田昭男さん